馬主とは

■ 競走馬のオーナーです。馬主が所有している馬を調教師に預け、調教師が預かった馬を調教してレースに出走させます。馬を購入する費用や、厩舎へ預託料を支払い、預けた馬が稼いだ賞金を手にするのが馬主です。
馬の生産者(ブリーダー)がそのまま馬主(オーナー)になる場合もありますが、その場合はオーナーブリーダーと呼ばれます。

馬主になるには競馬会への申請が必要で、その際厳しい審査が行なわれます。競走馬を所有できる経済力と、競馬の公正を保てる人格を問う審査にパスした人物のみが馬主登録され、馬主として認められます。馬主席でのレース観戦、持ち馬が優勝した際の表彰式、口取りも特権です。


■ 馬主は以下のように大別されます。

・ 個人馬主・・・個人で競走馬を所有します。
・ 法人馬主・・・会社や牧場などで競走馬を所有します。
・ 組合馬主・・・3〜10名で構成する組合で競走馬を所有します。
・ クラブ馬主…馬主登録をした法人が、競走馬の費用を小口に分けて会員を募るシステムを取ることです。ちなみにこの会員は一口馬主(一口会員)と呼ばれますが、間接的な所有者であり登録はされないため、「馬主」としては認められていません。


■ 共有馬主
登録された馬主が1頭の競走馬を共有することで、中央競馬では最大10名まで認められています。その中に馬主登録のない者が一人でもいれば、いわゆる「名義貸し」となり違法となり、俗に「一口馬主」と言われているのは、いわゆる「クラブ法人」馬主が所有する競走馬に出資している「会員」のことで、馬を共有しているわけではなく、馬主ではありません。

馬主が受け取れる賞金

■ 馬主の収入源は出走したレースの本賞金(1〜5着馬に交付)だけではなく、6〜8着馬(重賞は10着馬)まで出走奨励金が交付されるものなどさまざまです。
その他にも1800m以上の一定のレースが対象の距離別出走奨励賞、内国産の所有馬が外国産馬が出走しているレースで1〜5着となった場合に交付される内国産馬所有奨励賞などもレースによっては相当に高額な賞金を受け取れます。ただし、重賞や特別レースに主走する場合は特別登録料(G1=30万円、G2=10万円、G3=5万円、その他のレース=3万円)の納付が必要ですが、これは馬主が負担します。この特別登録料は付加賞の原資となり、総額の7割を1着馬、2割を2着馬、1割を3着馬の馬主が受け取れます。


■1年間にもっとも多くの入着賞金(本賞金+付加賞金)を獲得した馬主をリーディングオーナーといいます。馬主は所有馬をどのレースを使うか、どの騎手を乗せるかなどについての発言力を持ちます。中央競馬では騎手は馬主ごとに登録された勝負服を着用して、レースに騎乗します。


賞金  距離別出走奨励賞

平地の500万円以上〜重賞以外のオープン競走で1800m以上に出走した馬のうち、1〜10着馬の馬主には距離別の出走奨励賞(1着=100%〜10着=2%)が交付される。たとえば2000m超オープン競走に勝てば400万円、10着なら8万円。500万円以下の1800m戦で勝てば80万円がもらえる。


距離 1800m 1800m超2000m以下 2000m超
芝の特別競走 重賞以外のオープン競走 100万円 200万円 400万円
1600万円以下
1000万円以下
500万円以下 80万円 160万円 320万円

1着 2着 3着 4着 5着 6着 7着 8着 9着 10着
100% 40% 25% 15% 10% 7% 6% 5% 3% 2%
ダイヤモンド競馬予想