騎手

■ もちろん馬に乗ってレースに出走する人のことで、「ジョッキー」「鞍上」「屋根」などと呼ばれます。
競馬学校の騎手課程を履修し騎手免許試験を受ける道が一般的です。免許取得から3年以内で、通算勝利数が100以内の騎手は「見習い騎手」と呼ばれ、特別レースとハンデ戦以外のレースにおいて負担重量が1〜3キロ軽減されます。

デビュー時は厩舎に所属しますが、実力次第で独立することも可能で、現在リーディング上位の騎手の多くがフリーランスとなり、厩舎の垣根を越えて様々な有力馬に騎乗しています。
競馬を公正に行う目的から、土日のレースに騎乗する騎手は、金曜の午後からトレセンの「調整ルーム」に入り、外部との連絡を断ちます。

最近では、短期免許を取得して来日した外国人騎手や、中央に移籍した元・地方競馬トップジョッキーらの活躍が目立ちます。


■ 騎手の収入
レースの賞金の5%(障害レースは7%)と騎乗手当がベース。騎乗手当はG1だと63,000円、G2・G3で43,000円、その他のレースで23,000円(障害はそれぞれ144,200円、114,200円、74,200円)。その他に、調教で騎乗した場合の騎乗料などがある。


■ 表に出ることはほとんどありませんが、多忙な騎手を支える仕事があります。
★ バレット
  レースの際、馬具・装具の準備と手入れ、斤量の調節などの様々な雑用をこなし、騎手を補佐します。騎手が個人的に雇うもので、特に資格は要りませんが、レースに関する情報を漏らしたり、馬券を買うことはできません。騎手との信頼関係が非常に大切であるため、家族や親戚が務めることも多いようです。


★エージェント(騎乗依頼仲介者)
騎手本人に代わって馬主や調教師と交渉し、騎乗スケジュールを調整します。
大半がトラックマンなどマスコミ関係者であり、1人で複数の騎手を担当することも珍しくありません。


騎手

その他の騎手

■ 見習騎手
騎手免許をとったばかりの若い騎手は、ベテラン騎手に比べると技術が未熟で同一条件で競走した場合、どうしても不利になる。そこでこういう騎手に騎乗機会を多く与え、育成を図るために、免許の通算取得期間が3年未満であって、勝利度数が100回以下の騎手(見習騎手)に減量制度がとられている。そのことから、減量騎手とも呼ぶ。見習騎手が特別競走とハンデキャップ競走以外の競走に騎乗する場合、その騎手の通算勝利度数により各々負担重量は以下のとおり減量される。

印 勝利度数 減ずる重量
▲ 30回以下の騎手 3キログラム
△ 31回以上50回以下の騎手 2キログラム
☆ 51回以上100回以下の騎手 1キログラム


■ 若手騎手
若手騎手は、騎手免許取得後7年未満の者で勝利度数が100回以下の騎手としている。この場合の勝利度数は、見習騎手の項に記載されているものと同様。


■ フリー騎手
特定の調教師と騎乗契約を結んでいない騎手をいう。


■ 下乗り
修業中の騎手のことで、免許はとっていても経験が浅く、技術未熟の騎手を呼ぶ場合に使っている。


■ 地方競馬の騎手
地方競馬は原則として、地方競馬教養センター(栃木県那須塩原市)で2年間履修したのちに試験を受ける。ちなみに、騎手免許は中央では平地と障害、地方では平地とばんえいに分かれている


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